2009年08月06日
HTTP Get Textures は、効果無いみたい
Snowglobe が出てすぐ、
Advanced メニューの HTTP Get Textures を有効にすると早くなる
という情報が、あちこちから出ていました。

しかし、わたしの環境では、
「HTTP Get Textures」をオンにする前から快適な表示になっていて、
これをオンにしても全く変化はありませんでした。
また、Snowglobe 1.0 のリリースノートには
Release Notes/Snowglobe Release/1.0
http://wiki.secondlife.com/wiki/Release_Notes/Snowglobe_Release/1.0
A new, general-purpose texture fetching and caching mechanism (see HTTP Texture), currently used most with the map (with more widespread use in future versions)
新しいテクスチャーのダウンロードとキャッシュの仕組み(HTTP Texture 参照)は、現在地図で主に使用されています(他の部分での利用が可能になるのは、将来のバージョンです)
とわざわざ明記してありましたので、
HTTP Get Textures のオプションの存在意義自体、
私は疑問に感じていました。
そこで、いろいろと調べてみたのですが、
この情報の発信元となっていると思われるブログの記事は、
Pushing the Limits II — Snowglobe and ultrafast texture download [UPDATED TWICE]
http://gwynethllewelyn.net/2009/06/30/pushing-the-limits-ii-—-snowglobe-and-ultrafast-texture-download/
その後の調査の結果として
マップ以外のテクスチャーは
HTTP 経由でダウンロードされていないことを確認した
ビュアーのコードとしては実装は終ってるけど、
サーバー側との絡みなのか、
まだ機能していないようだ
という内容を、
追記として伝えています。
実際私も、上の記事の追記の内容に沿って、
Advanced メニューの Texure Console で
今ダウンロードしているテクスチャーがどこ経由のものかを
あちこちの SIM で確認してみましたが、
HTTP Get Textures のオン/オフに関わらず、
通常のテクスチャーは
HTTP 経由ではダウンロードされていませんでした。


HTTP 経由なのは、
リンデンからも発表があったように、
地図の表示のみ
のようです。
つまり、
HTTP Get Textures
の設定は、
全く効果が無いと思われます。
おそらく、
Advanced メニューに「HTTP Get Textures」という項目が増えたので、
これは、通常のテクスチャーを
HTTP でダウンロード出来るようになる隠し機能だ!
と思って、
こういう情報が流れたのではないでしょうか。
でも実際には、
そういう機能自体、現在は根本的に機能していないようですので、
この設定を有効にしても、何の効果も無いと思われます。
Advanced メニューはもともと
ビュアーの開発者が
開発中のテストに使うようなものですので、
書いてあるものから想像したものと全然違う動作をしたり、
または全く動かなかったり、
実装が不完全で誤動作してしまう危険性さえもあるものです。
その内容がちゃんと動くと確認されたものなら大丈夫だと思いますが、
(一部の機能は、リンデンさんからも公式に紹介されています)
そうでないものは、どんな挙動をするか分かりませんので、
その辺は注意された方がいいと思います。
[補足]
HTTP Get Textures の設定は、
デフォルトではオフです。
その状態でも、
地図の画像は HTTP 経由でダウンロードされます。
HTTP Get Textures をオンにしても、
それは変わりません。
つまり、HTTP Get Textures の設定自体、
何の意味も無い状態になっているようです。
Advanced メニューの HTTP Get Textures を有効にすると早くなる
という情報が、あちこちから出ていました。

しかし、わたしの環境では、
「HTTP Get Textures」をオンにする前から快適な表示になっていて、
これをオンにしても全く変化はありませんでした。
また、Snowglobe 1.0 のリリースノートには
Release Notes/Snowglobe Release/1.0
http://wiki.secondlife.com/wiki/Release_Notes/Snowglobe_Release/1.0
A new, general-purpose texture fetching and caching mechanism (see HTTP Texture), currently used most with the map (with more widespread use in future versions)
新しいテクスチャーのダウンロードとキャッシュの仕組み(HTTP Texture 参照)は、現在地図で主に使用されています(他の部分での利用が可能になるのは、将来のバージョンです)
とわざわざ明記してありましたので、
HTTP Get Textures のオプションの存在意義自体、
私は疑問に感じていました。
そこで、いろいろと調べてみたのですが、
この情報の発信元となっていると思われるブログの記事は、
Pushing the Limits II — Snowglobe and ultrafast texture download [UPDATED TWICE]
http://gwynethllewelyn.net/2009/06/30/pushing-the-limits-ii-—-snowglobe-and-ultrafast-texture-download/
その後の調査の結果として
マップ以外のテクスチャーは
HTTP 経由でダウンロードされていないことを確認した
ビュアーのコードとしては実装は終ってるけど、
サーバー側との絡みなのか、
まだ機能していないようだ
という内容を、
追記として伝えています。
実際私も、上の記事の追記の内容に沿って、
Advanced メニューの Texure Console で
今ダウンロードしているテクスチャーがどこ経由のものかを
あちこちの SIM で確認してみましたが、
HTTP Get Textures のオン/オフに関わらず、
通常のテクスチャーは
HTTP 経由ではダウンロードされていませんでした。

通常のテクスチャーのダウンロード状況

地図を開いた時のダウンロード状況
(この場合だけ、地図の画像が HTTP 経由(HTP)でダウンロードされています)
(この場合だけ、地図の画像が HTTP 経由(HTP)でダウンロードされています)
HTTP 経由なのは、
リンデンからも発表があったように、
地図の表示のみ
のようです。
つまり、
HTTP Get Textures
の設定は、
全く効果が無いと思われます。
おそらく、
Advanced メニューに「HTTP Get Textures」という項目が増えたので、
これは、通常のテクスチャーを
HTTP でダウンロード出来るようになる隠し機能だ!
と思って、
こういう情報が流れたのではないでしょうか。
でも実際には、
そういう機能自体、現在は根本的に機能していないようですので、
この設定を有効にしても、何の効果も無いと思われます。
Advanced メニューはもともと
ビュアーの開発者が
開発中のテストに使うようなものですので、
書いてあるものから想像したものと全然違う動作をしたり、
または全く動かなかったり、
実装が不完全で誤動作してしまう危険性さえもあるものです。
その内容がちゃんと動くと確認されたものなら大丈夫だと思いますが、
(一部の機能は、リンデンさんからも公式に紹介されています)
そうでないものは、どんな挙動をするか分かりませんので、
その辺は注意された方がいいと思います。
[補足]
HTTP Get Textures の設定は、
デフォルトではオフです。
その状態でも、
地図の画像は HTTP 経由でダウンロードされます。
HTTP Get Textures をオンにしても、
それは変わりません。
つまり、HTTP Get Textures の設定自体、
何の意味も無い状態になっているようです。
2009年08月04日
Snowglobe 1.1.2 リリース
まだ公式ブログの方では発表されていませんが、
Snowglobe 1.1.2 が、リリースされました。

Snowglobe 1.1.2 は、
Snowglobe 1.0 に
細かい機能改善と不具合の修正を行なったものです。
Release Notes/Snowglobe Release/1.1
http://wiki.secondlife.com/wiki/Release_Notes/Snowglobe_Release/1.1
今回は、新機能 3 点、不具合の修正 9 点と、
すごく小さな内容のバージョンアップになっています。
でも、最新の環境で
推奨環境ではありません
というメッセージが出てしまう不具合の修正など、
必要な改善は行なわれていますので、
1.0 でうまくいかなかった方は
再度挑戦してみてください^^
Snowglobe 1.1.2 は、
公式サイトのダウンロードページからダウンロード出来ます。
Support: Downloads
http://secondlife.com/support/downloads.php
Snowglobe 1.1.2 が、リリースされました。

Snowglobe 1.1.2 は、
Snowglobe 1.0 に
細かい機能改善と不具合の修正を行なったものです。
Release Notes/Snowglobe Release/1.1
http://wiki.secondlife.com/wiki/Release_Notes/Snowglobe_Release/1.1
今回は、新機能 3 点、不具合の修正 9 点と、
すごく小さな内容のバージョンアップになっています。
でも、最新の環境で
推奨環境ではありません
というメッセージが出てしまう不具合の修正など、
必要な改善は行なわれていますので、
1.0 でうまくいかなかった方は
再度挑戦してみてください^^
Snowglobe 1.1.2 は、
公式サイトのダウンロードページからダウンロード出来ます。
Support: Downloads
http://secondlife.com/support/downloads.php
2009年07月23日
パーミッション不具合対策版 Snowglobe 1.0.3
まだ公式ブログの方では発表されていませんが、
でのパーミッションの不具合の対策が適用された
Snowglobe 1.0.3 がリリースされました。

これは、Snowglobe 1.0.2 をベースに、
この不具合のパッチを適用しただけのものです。
Snowglobe 1.0.2 を安定して利用出来ていた方は、
こちらを利用してくださいとのことです。
Snowglobe 1.0.3 は、
公式サイトのダウンロードページからダウンロード出来ます。
1.0.2 が安定していなかった人のためには
現在開発途中の 1.1.0 が、
JIRA 内で公開されています。
こちらはまだほんとうに開発中のため、
新しい別の不具合が出る可能性もあるものですが、
それでもいいので試してみたいという方は、
1.1.0 も試してみてくださいということです。
こちらは、
のコメント内からダウンロード出来ます。
コンテンツ権限の一括変更(Bulk Permissions)
でのパーミッションの不具合の対策が適用された
Snowglobe 1.0.3 がリリースされました。

これは、Snowglobe 1.0.2 をベースに、
この不具合のパッチを適用しただけのものです。
Snowglobe 1.0.2 を安定して利用出来ていた方は、
こちらを利用してくださいとのことです。
Snowglobe 1.0.3 は、
公式サイトのダウンロードページからダウンロード出来ます。
Support: Downloads
http://secondlife.com/support/downloads.php
http://secondlife.com/support/downloads.php
1.0.2 が安定していなかった人のためには
現在開発途中の 1.1.0 が、
JIRA 内で公開されています。
こちらはまだほんとうに開発中のため、
新しい別の不具合が出る可能性もあるものですが、
それでもいいので試してみたいという方は、
1.1.0 も試してみてくださいということです。
こちらは、
[#SVC-4444] Objects become fully permissive when rezzed under certain conditions. - with Repro - Second Life Issues
https://jira.secondlife.com/browse/SVC-4444
https://jira.secondlife.com/browse/SVC-4444
のコメント内からダウンロード出来ます。
2009年06月25日
Second Life 互換ビュアー Snowglobe
オープンソースコミュニティーとリンデンラボで現在開発中の Second Life 互換ビュアー「Snowglobe 1.0」が、公式サイトでリリースされましたー^^/


Snowglobe 1.0 now available
https://blogs.secondlife.com/community/technology/blog/2009/06/24/snowglobe-10-now-available
Snowglobe
http://wiki.secondlife.com/wiki/Snowglobe
このビュアーの特徴は、以下の通りです。
・テクスチャーの読み込みとキャッシュの改善
テクスチャーのダウンロードを UDP から HTTP へ変更
(HTTP テクスチャー)
※現在は、主に地図の表示に使用
・地図の表示の高速化
「HTTP テクスチャー」で地図を表示する方法に変更
(将来的には WebKit を使って
SLurl を直接利用する方式に変更予定ですが、
それまでの暫定改良のようです)
・ミニマップの改善
・テクスチャー/スナップショットの閲覧で、
アスペクト比が指定可能に
最大の特徴は、テクスチャーの読み込みとキャッシュの仕組みが改善されて、地図の表示が劇的に改善されたことです。

世界全体を素早く見渡すことも出来ますので、今までよりも快適に、知らない世界を飛び回ることが出来るようになりそうです^^
この改善の影響なのか、地図だけでなく、SIM 内のテクスチャーの読み込みも、大幅に早くなっているようです。
今まで、テクスチャーが多用されていてなかなか読込まれなかったところも、Snowglobe にすると、サクサク&きれいに見えるようになりました。
もしこれが地図と同様に改善されている結果だとしたら、かなり期待出来そうな内容です^^

Snowglobe は、現在開発中のビュアーです。
1.23RC をベースにしていますが、まだまだ未完成のものです。
完成度的には、First Look と同等くらいの技術評価版ですので、使用される際にはその辺理解した上で使用されることをおすすめします。
このビュアーはメイングリッドに接続しますので、もし新機能以外で不具合が出てしまった場合は、メイングリッドのデータやお金に影響する可能性も十分考えられます。
ご注意ください。


Snowglobe 1.0 now available
https://blogs.secondlife.com/community/technology/blog/2009/06/24/snowglobe-10-now-available
Snowglobe
http://wiki.secondlife.com/wiki/Snowglobe
このビュアーの特徴は、以下の通りです。
・テクスチャーの読み込みとキャッシュの改善
テクスチャーのダウンロードを UDP から HTTP へ変更
(HTTP テクスチャー)
※現在は、主に地図の表示に使用
・地図の表示の高速化
「HTTP テクスチャー」で地図を表示する方法に変更
(将来的には WebKit を使って
SLurl を直接利用する方式に変更予定ですが、
それまでの暫定改良のようです)
・ミニマップの改善
・テクスチャー/スナップショットの閲覧で、
アスペクト比が指定可能に
最大の特徴は、テクスチャーの読み込みとキャッシュの仕組みが改善されて、地図の表示が劇的に改善されたことです。

世界全体を素早く見渡すことも出来ますので、今までよりも快適に、知らない世界を飛び回ることが出来るようになりそうです^^
この改善の影響なのか、地図だけでなく、SIM 内のテクスチャーの読み込みも、大幅に早くなっているようです。
今まで、テクスチャーが多用されていてなかなか読込まれなかったところも、Snowglobe にすると、サクサク&きれいに見えるようになりました。
もしこれが地図と同様に改善されている結果だとしたら、かなり期待出来そうな内容です^^

この景色も、
Mac mini G4 でも
1分弱ほどで読込まれます!
Mac mini G4 でも
1分弱ほどで読込まれます!
Snowglobe は、現在開発中のビュアーです。
1.23RC をベースにしていますが、まだまだ未完成のものです。
完成度的には、First Look と同等くらいの技術評価版ですので、使用される際にはその辺理解した上で使用されることをおすすめします。
このビュアーはメイングリッドに接続しますので、もし新機能以外で不具合が出てしまった場合は、メイングリッドのデータやお金に影響する可能性も十分考えられます。
ご注意ください。